研究への取り組み

人文学部長 髙木裕

人文学部長 高木 裕

私たち新潟大学人文学部では、平成16年4月の国立大学法人化に際し、日本海沿岸地域の地域拠点という新潟の地理的な環境をふまえた「環日本海地域研究」、人文科学の伝統を基盤とする「人間行動研究」、同じく「テクスト論研究」、および21世紀の新しい課題である「比較メディア研究」という四つの重点的な研究領域を設けることになりました。そしてこれを契機に、研究領域ごとに複数の研究プロジェクトを組織して、日常的な研究活動を行っています。この共同研究と、従来から行われて来た個人研究とが、人文学部の研究活動の両輪ということができます。

人文学部の研究プロジェクトの実績から、新潟大学コアステーションとして、これまでの「環東アジア研究センター」「19世紀学研究センター」の他に、平成24年度新たに、4つのセンター「地域映像アーカイブセンター」「間主観的感性論研究推進センター」「言語科学研究センター」「<声>とテクスト論研究センター」の設置認定を受け、全国的にもオリジナリティのある研究センターが揃い、人文科学研究の新たな拠点として期待されています。

海外の交流協定校との研究交流も盛んですが、国内でも平成20年8月に、愛媛大学法文学部と交流協定を結び、シンポジウム、講演会、研究会など研究交流を進めてきました。新たに、平成24年4月に岩手大学人文社会科学部との交流協定も締結し、3大学3学部間で、さらなる研究促進を目指しています。

また研究成果の発信にも力を入れ、学部の発足当初から発行している紀要『人文科学研究』に加え、さらに、教員の研究成果を著書にまとめた「研究叢書」や「人文選書」等の刊行物を社会に送り出しています。研究活動を促進するために、競争的研究資金の獲得にも積極的に取り組んでいます。そしてこのような資金によって、学内や国内はもとより、国際的な共同研究も推進しています。それぞれの詳細については、各項をご覧下さい。


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