博物館学

新潟大学人文学部では、幅広い学問分野を学びながら、社会で活かせる資格を取得できます。
そのうち学芸員資格についてご紹介します。

学芸員 ― 黒子のインフルエンサー

モノを通じて、地域の歴史や荘らしの変遷を子どもから大人までわかりやすく伝える。
地域にゆかりある芸術家の作品を通じて、見る人に驚きや発見をもたらす。
陰に陽に訪れる人々に影愕を与える仕事。それが、博物館や美術館で働く学芸員の仕事です。
新卒での採用は狭き門ですが、夢を叶えている先輩が何人もいます。挑戦あるのみ!

新潟市歴史博物館で野外実習を行いました

学芸員資格取得のためには、資料を実際に取り扱う「実務実習」が欠かせません。
新潟大学では、これを「野外実習」と呼び、夏期休業中を中心に4~5日間実施します。
原則として「博物館夏期野外実習」として行いますが、各人の専門に応じた野外実習(考古学実習、古文書実習、民俗学実習など)がある場合は、そちらに参加することで「野外実習」として振り替えることもできます。
しかしながら、専門に応じた野外実習が開講されていない場合は、博物館学担当教員により実施される「博物館夏季野外実習」に参加することで、資格取得を目指すことができます。

2025年度は、新潟市歴史博物館にこの野外実習を受け入れていただき、14名の学生が主に民俗資料の整理作業を行いました。 

実習日 2025年12月2日・26日・27日

野外実習1日目。担当してくださる学芸員の方から、資料整理についてのご説明をいただく。
大学で事前学習は行ってきたけれど、
ホンモノの資料を目の前にするとドキドキ…
学生は初めて目にするカタチのものも多く、
何に使うのか想像がつかない資料も。
資料の形状はさまざま。どうすれば資料の特徴が伝わるかを考えながらカードを作成します。
手鏡。細かな模様が彫られているけれど、
どこまで描けばいい…?
スケッチ完成!
資料カードに附属する写真も大切な情報。
どんな角度で撮影すれば伝わるかを考えます。
最終日は展示撤収と設営の作業もお手伝い。
資料整理作業で得た知識と経験を活かすとき!
展示撤収のようす。
資料の形状や固定方法、梱包を考えながら。

実習生は民俗学や歴史学の専攻ではありませんが、暮らしの中で使用されてきた痕跡の残るさまざまな資料を目の前にし、それを保存し次の世代につなげていく博物館業務に携わらせていただく中で、多くの経験と知識を得ることができました。

野外実習を受け入れてくださった新潟市歴史博物館に、厚く御礼申し上げます。

新潟大学で学芸員を目指す学生のみなさん、ぜひお待ちしています。

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