お知らせ

新潟県長岡市 椿沢古墳調査のご案内

2026.9.1お知らせ

新潟大学の教員および学生を中心に組織する島崎川流域遺跡調査団(代表・森 貴教)では、2019年度から長岡市上桐地区に所在する弥生時代の遺跡の調査・研究に取り組んでいます。

2024年度に、山林・竹林中の上桐字椿沢地内で盛土状の地形が新たに確認され、昨年9月下旬に測量および発掘調査をおこないました。その結果、土師器(はじき)とよばれる古墳時代の土器片のほか、地面を削って形を整えた跡や土を盛った構造、さらに他の場所から運ばれた礫が確認され、人の手によって築かれたものであることが明らかになりました。

これらの成果から、本地点は「椿沢古墳」として新たな埋蔵文化財に認定されました。新潟県内の古墳の中では比較的規模が大きく、全長約38 mの前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん)または前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)である可能性が考えられます。

今年度は、椿沢古墳の墳形(古墳の形状)および築造年代をより正確に推定するとともに、周辺における地形変化の内容を解明することを主な目的として、発掘調査をおこないたいと思います。

調査概要

  1. 調査地   椿沢古墳(新潟県長岡市上桐字椿沢)
  2. 調査目的  島崎川流域における弥生時代集落遺跡の性格、
          大規模な環壕をともなう「高地性集落」である赤坂遺跡の廃絶後(古墳時代以降)の土地利用解明
  3. 調査内容  トレンチ発掘調査(計3箇所を予定)
  4. 調査主体  島崎川流域遺跡調査団
  5. 調査組織  担当者:新潟大学人文学部・准教授 森 貴教
          調査員:新潟大学人文学部・助教(研究統括機構 兼務) 太田凌嘉
          新潟大学大学院現代社会研究科・大学院生、人文学部・学生 計15名ほか
          (令和8年度授業科目「考古学実習C・D」の一環)
  6. 調査期間 2026(令和8)年9月15日(火)~9月28日(月)(予定)
  7. 連絡先 新潟大学五十嵐キャンパス総合教育研究棟A405
        (〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050)
        TEL:025-262-6457(森研究室)
        E-mail:tmori※human.niigata-u.ac.jp(左記の「※」を「@」に置き換えてください。)

調査は一般・大学生・高校生の方の見学も可能です。
調査日程は急遽変更となる可能性があります。調査地は私有地であり、また分かりにくい山中の場所ですので、お越しの際はあらかじめ森までご連絡ください。

調査の詳細につきましては、発掘調査案内(PDF)をご覧ください。