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原直史教授が監訳した『将軍の都の客人』が2026年度日本翻訳家協会賞〈翻訳特別賞〉を受賞しました

2026.10.2研究

人文学部の原直史教授(日本近世史)が監訳を務めた翻訳書『将軍の都の客人――越後の寺娘・常野、江戸を訪う』(エイミー・スタンリー著、石垣賀子訳、原直史監訳、みすず書房、2026年3月刊)が、2026年度日本翻訳家協会賞〈翻訳特別賞〉を受賞しました。

同書は、1804(文化元)年に越後の浄土真宗の寺に生まれた女性、常野(つねの)の生涯をたどる歴史書です。常野は離縁を重ねたのち、30代半ばで故郷を離れて江戸に出て、武家屋敷などで奉公しながら暮らしました。

著者のスタンリー氏(米国ノースウェスタン大学教授)は、常野が実家の家族とやりとりした約130通の手紙と同時代の史料を読み解き、ひとりの女性の目に映った江戸後期の都市と村の暮らしを描きました。原著(2020年)は全米批評家協会賞を受賞し、ピュリッツァー賞(伝記部門)の最終候補にも選ばれています。

原教授は、日本近世史の研究者として訳文の監修にあたりました。

日本翻訳家協会は、1963年に日本翻訳文化賞を設けて以来、毎年、優れた翻訳書を刊行した翻訳者と出版社を表彰しています。翻訳特別賞は、特に優れた翻訳作品を選んで贈る賞です。

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