新潟大学人文学部

表現プロジェクト演習

表現プロジェクト演習の趣旨は、実践的人文知を身につけるため、段階的に編成された講義系科目と少人数制演習科目に、新たに表現プロジェクト演習を統合し、「きづく力」(気付く、築く=主体的に課題を探求し、方策を見つけ、答を導く能力、主体的に意見を構築する能力)と、「つなぐ力」(共同力、チームワーク力、対話能力)を育むことです。これにより、社会をひら(啓)く専門的知識を備え、社会をひら(開)くコミュニケーション能力を活用し、社会をひら(披)いて学ぶ経験と意欲を持ち、社会をひら(拓)く活躍のできる人材を養成します。

「協同力」「創造力」「表現力」を育む授業内容

「表現プロジェクト演習」では、チームワークによって自分と仲間を高めていく「協同力」、人文的専門性を活かした「創造力」、学びの成果を学内のみならず地域へ発信していく「表現力」の向上を目指しています。そのため、通常の授業ではみられない、多様な形態の創造・表現活動を行っています。

高年次教養科目としての位置付け

新潟大学人文学部では、その教育理念として「広い視野と深い教養、高い倫理性を備え、現代社会の課題に対応できる人材を育てることを目指す」とうたっています。そのため、人文学部のカリキュラムでは、専門科目群と並んで、4年間継続する教養科目群をもう一つの柱に据えています。この教養科目群の中で高年次(2〜4年次)向けの教養科目として位置付けられるのが、「表現プロジェクト演習」および「キャリア科目」です。専門科目群と教養科目群を継続して履修することで、専門的な深い学びとともに広く豊かな学びを身に着けることができます。

※表現プロジェクト演習の最新情報について、学生がブログ記事を配信しています(人文学部学生プロジェクト)。