新潟大学人文学部

定期刊行物

新潟大学人文学部では教員の研究成果を発信する定期刊行物として、紀要『人文科学研究』、『新潟大学人文学部研究叢書』、『新大人文選書』を刊行しています。また、『ブックレット新潟大学』にも寄稿しています。

紀要『人文科学研究』

人文学部では、教員の研究成果をひろく発信するため、1951年(昭和26年)以来、『人文科学研究』を刊行しています。詳しくは紀要『人文科学研究』のページをご覧ください。

新潟大学人文学部研究叢書

人文学部では、教員の研究の成果を研究者に対して発表する場として、『新潟大学人文学部研究叢書』(出版社:知泉書館)を刊行しています。

  1. 伊藤嘉高『移動する地域社会学 自治・共生・アクターネットワーク理論』2024年
  2. 山内民博『戸籍からみた朝鮮の周縁 17-19世紀の社会変動と僧・白丁』2021年
  3. 堀 健彦『古代中世における領域編成と空間的思考 歴史地理学からみた日本』2020年
  4. 福島 治『自己概念のゆらぎ 対人関係におけるその分化と変動』2019年
  5. 原田健一『戦時・占領期における映像の生成と反復 メディアの生み出す社会的記憶』2019年
  6. 阿部ふく子『思弁の律動 〈新たな啓蒙〉としてのヘーゲル思弁哲学』2018年
  7. 馬場英子『語りによる越後小国の昔ばなし』2016年
  8. 阿部昭典『縄文の儀器と世界観 社会変動期における精神文化の様相』2015年
  9. 關尾史郎 編『環東アジア地域の歴史と「情報」』2014年
  10. 城戸 淳『理性の深淵 カント超越論的弁証論の研究』2014年
  11. 芳井研一 編『南満州鉄道沿線の社会変容』2013年
  12. 大石 強『英語の語彙システムと統語現象』2011年
  13. 吉田治代『ブロッホと「多元的宇宙」 グローバル化と戦争の世紀へのヴィジョン』2011年
  14. 高木 裕 編『〈声〉とテクストの射程』2010年
  15. 宮﨑裕助『判断と崇高 カント美学のポリティクス』2009年
  16. 本田仁視『視覚世界はなぜ安定して見えるのか 眼球運動と神経信号をめぐる研究』2009年
  17. 芳井研一『近代日本の地域と自治 新潟県下の動向を中心に』2008年
  18. 鈴木孝庸『平曲と平家物語』2007年
  19. 三浦 淳『若きマン兄弟の確執』2006年

新大人文選書

人文学部では、研究の社会的還元のため、研究成果を一般の方にも判りやすい形で伝えることを目的として、『新大人文選書』(出版社:高志書院)を刊行しています。

  1. 高木 裕『詩のテクストと〈声〉 ―ジェラール・ド・ネルヴァルの詩法―』2012年
  2. 關尾史郎『もうひとつの敦煌 鎮墓瓶と画像磚の世界』2011年
  3. 芳井研一『柳条湖事件への道 平和と戦争のせめぎあい』2010年
  4. 鈴木孝庸・楊夫高『平家物語と不思議』2009年
  5. 松井克浩『中越地震の記憶 ―人の絆と復興への道―』2008年
  6. 鈴木正美『どこにもない言葉を求めて 現代ロシア詩の窓』2007年
  7. 池田哲夫『佐渡島の民俗 島の暮らしを再発見』2006年
  8. 小林昌二『高志の城柵 謎の古代遺跡を探る』2005年

ブックレット新潟大学

『ブックレット新潟大学』は、大学院担当教員が行う教育研究活動の成果を、高校生から社会人まで幅広い層に知っていただくために刊行するシリーズです(出版社:新潟日報事業社)。ここでは、人文学部教員が執筆したブックレットを紹介します。

  • 80. 細田 あや子『虹への祈り 聖書にみるいのちのつながり』
  • 77. 渡邊 登『再生可能エネルギーによる持続可能なコミュニティへの市民の挑戦 ―「おらってにいがた市民エネルギー協議会」の活動をめぐって―』
  • 71. 田中 咲子『基本の「き」からの美術鑑賞入門』
  • 63. 鈴木 孝庸『平家を語る琵琶法師』
  • 56. 金山 亮太『サヴォイ・オペラへの招待—サムライ、ゲイシャを生んだもの—』
  • 53. 福田 一雄『人はなぜわかり合えるのか—言語学から見たコミュニケーションの仕組み—』
  • 49. 高橋 正平、高橋 康浩『イギリスとアメリカ植民─「黄金」と「キリスト教」─』
  • 47. 戸田 光彦『情報社会とはいかなる社会か?』
  • 39. 佐々木 充『深読みシェークスピア─「真夏の夜の夢」と月のフォークロア─』
  • 33. 小林 昌二『古代新潟の歴史を訪ねて』
  • 23. 鈴木 孝庸『越後ごぜうた文藝談義』
  • 20. 鈴木 佳秀『アブラハム─約束を背負わされた父と子─』
  • 18. 三浦 淳『<女>で読むドイツ文学』
  • 11. 井山 弘幸『「お笑い」を学問する』
  • 10. 中西 久味『良寛のひとり遊び─中国の禅者たちを友として─』
  • 7. 大石 強、秋 孝道『あなたの知らない英語の法則』
  • 6. 中沢 敦夫『ロシアはどこからやって来たか─その民族意識の歴史をたどる ─』
  • 4. 關尾 史郎、玄 幸子『敦煌への道』
  • 3. 栗原 隆『新潟から考える環境倫理』
  • 2. 荻 美津夫『「能」と佐渡・越後』
  • 1. 芳井 研一『「日本海」という呼称』

分野別の定期刊行物

人文学部では、専門分野別の定期刊行物も多く発刊しています。また、大学院現代社会文化研究科で発刊している雑誌のなかにも人文学部の教員が多く執筆しているものがあります。これらのなかには、オンラインで閲覧可能なものもあります。

『知のトポス』

新潟大学大学院現代社会文化研究科 共同研究プロジェクト「世界の視点をめぐる思想史的研究」。新潟大学人文学部哲学・人間学研究会が編集・発行している雑誌です。
主に人文学部人間学の教員や大学院生が哲学書の翻訳を掲載しています。バックナンバーは、新潟大学学術レポジトリでご覧頂けます。

『比較宗教思想研究』

『比較宗教思想研究ー死生観・霊魂観から見た比較研究』は、大学院現代社会文化研究科比較宗教思想研究プロジェクト発行の雑誌ですが、多くは人文学部の教員もしくは名誉教授が執筆しています。バックナンバーは、新潟大学学術レポジトリでご覧頂けます。

『新潟大学言語文化研究』

『新潟大学言語文化研究』は、新潟大学の全学外国語担当教員が執筆した学術論文を掲載する定期刊行物です。研究内容は文学・文化、語学、英語教育と多岐にわたっています。バックナンバーは、新潟大学学術レポジトリでご覧頂けます。

『言語の普遍性と個別性』

新潟大学大学院現代社会文化研究科「言語の普遍性と個別性」プロジェクト編集・発行の言語学に関する雑誌です。人文学部の教員も多く執筆しています。バックナンバーは、新潟大学学術レポジトリでご覧頂けます。