新潟大学人文学部

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合評会「地域映像アーカイブは何を明らかにするのか―『映像メディアの社会文化史』をめぐって」のお知らせ

掲載日:2024年02月14日

地域映像アーカイブとして、新潟で町や村の機関・組織・個人と連携、協力し、生活のなかにある映像を新たに発見・発掘、調査してきた15年の研究の集大成である、原田健一『映像メディアの社会文化史―底辺から世界を鳥瞰する』(学文社)が刊行されました。

同書は、新潟大学「にいがた地域映像アーカイブデータベース」を駆使し、日常生活の映像をもとに、幕末から現在までの約160年をたどり、成功者である勝者、あるいはその対抗としての敗者の物語ではない、消し去られ廃棄されてきた人びとの歴史を読み解いています。さらに、新潟という狭義の地域史を越え、映像メディアのヒストリオグラフィーとして、歴史学、文化人類学、社会学、メディア研究を越える新たな研究領域を切り開いています。

この研究会では、この最新の映像アーカイブ研究をめぐって、さらなる今後の研究の可能性について、それぞれの研究領域から議論を行います。
 

地域映像アーカイブは何を明らかにするのか
―『映像メディアの社会文化史』をめぐって―


主催 新潟大学人文社会学系附置地域映像アーカイブ研究センター
日時 2024年3月23日(土) 14時00分~17時30分
会場 新潟大学駅南キャンパスときめいと 
   Zoomでの参加が可能

問題提起者 原田 健一
評者 古川 隆久(日本近現代史・文化史)
   畔上 直樹(日本近現代史・地域社会史)
   高城 玲(文化人類学)
   伊藤 嘉高(社会学)
司会 中村 元

参加方法

  • ハイフレックス形式(対面、Zoomでのビデオ会議のどちらでも参加できる方式)での開催となります。
  • Zoomで参加を希望される方は2024年3月22日(金)までに、原田 harada@human.niigata-u.ac.jp にご連絡ください。

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