掲載日:2024年07月12日
ドイツ思想を専門とする田邉恵子准教授が「第15回表象文化論学会奨励賞」を受賞しました。この賞は、「発表時39歳以下の学会員による、日本語で書かれた単行本、または年齢に関わらず当該学会員による、日本語で書かれた最初の単行本」に送られるもので、2023年1月に刊行された『一冊の、ささやかな、本――ヴァルター・ベンヤミン『1900年ごろのベルリンの幼年時代』研究』(みすず書房)の業績が認められました。
田邉准教授からのコメントです。
「細かな読解を突き詰めていった先に広がる、ベンヤミンの言葉の新たな世界を少しでもお見せできているのであれば、筆者としてそれに勝る喜びはありません。」(7月6日授賞式のスピーチより抜粋)
詳細(表象文化論学会ホームページ)
https://www.repre.org/association/awards/