新潟大学人文学部

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新潟県長岡市 赤坂遺跡調査のご案内

掲載日:2024年08月19日

新潟大学の教員および学生を中心に組織する島崎川流域遺跡調査団(代表・森 貴教)では、2019年度から長岡市上桐地区に所在する弥生時代の遺跡の調査・研究に取り組んでいます。一昨年度に実施した赤坂遺跡第2次調査では、山道脇の切通面において、上端幅約7.3m、深さ約3.6mを測る断面「V」字形の溝を発見しました。弥生時代の高地性集落にともなう溝として、新潟県内で最大規模の事例です。昨年度の第3次調査で、この溝は東西約35m以上の範囲にわたって延びており、集落を取り囲む「環壕」であったことが明らかになりました。

今年度は、溝の内外の状況や居住域の確認を目的とした学術発掘調査を下記の通り実施します。

調査概要

  1. 調査地  赤坂遺跡(新潟県長岡市上桐字椿沢)
  2. 調査目的 島崎川流域における弥生時代集落遺跡の性格解明。
    赤坂遺跡北端に位置するV字溝(環壕)の構造と居住域の内容の確認。
  3. 調査内容 トレンチ発掘調査(3箇所)、周辺地形の測量調査
  4. 調査主体 島崎川流域遺跡調査団
  5. 調査組織
    担当者:新潟大学人文学部・准教授 森 貴教
    調査員:新潟大学アジア連携研究センター・学術研究員 青木要祐
    新潟大学人文学部 学生 計13名
    (令和6年度授業科目「考古学実習D」、博物館学芸員実習の一環)
  6. 調査期間 2024(令和6)年9月12日(木)~9月25日(水)(予定)
  7. 連絡先 新潟大学五十嵐キャンパス総合教育研究棟A405
    (〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050)
    TEL:025-262-6457(森研究室)
    E-mail:tmori※human.niigata-u.ac.jp(左記の「※」を「@」に置き換えてください。)

調査は一般・大学生・高校生の方の見学も可能です。
ただし、調査地は分かりにくい山中の場所ですので、あらかじめ森までご連絡ください。

調査の詳細につきましては、発掘調査案内(PDF)をご覧ください。

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