新潟大学人文学部

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人びとの姿からみる「にいがた」展を開催します

掲載日:2025年02月06日

新潟大学人文学部が設置運営を中心的に担っている人文学部の教員が新潟大学人文社会科学系附置地域映像アーカイブ研究センターは、新潟地域の生活のなかに残された映像の発掘・デジタル化・ 保存およびその内容の整理・分析を行うことに より、映像メディアの社会的なあり方を再考し、映像を新たな社会の文化遺産として甦らせるべく活動しています。その成果を公開する「にいがた 地域映像アーカイブ・データベース」では、 2024年度現在、写真約19万6000点、動画約400本、絵葉書約3800点、音源700点ほかの資料が検索・閲覧可能となっています。本展では、本センター所蔵のデジタルコレクションを代表する、家族・地域・なりわい等に基づく多様なコミュニティが生んだ映像を展示します。そこに 映し出される人びとの姿からは、どのような「にいがた」のあり方がみえるでしょうか。また、新潟大学の源流をなす旧制新潟高等学校・新潟医科大学の関連資料をはじめとした今年度の新デジタル化資料や、近年のセンターの活動を合わせて紹介し、地域映像アーカイブの現在地から今後の実践・研究の可能性を探ります。
展覧会詳細はこちらをご覧ください。

展覧会概要

  • 会場:新潟大学駅南キャンパスときめいと多目的スペース(〒950-0911 新潟県新潟市中央区笹口1丁目1番地 プラーカ1・2階)
  • 会期:2024年3月1日(土)〜14日(金)
  • 開館時間:火曜日〜土曜日 8:30〜19:00(最終日は12時まで)/日曜日 8:30〜17:00
  • 入場無料

関連イベント「地域資料3Dデータ活用のこれから」

開催日: 2025年3月13日(木)14:00~15:00
対面参加:新潟大学駅南キャンパスときめいと多目的スペース(〒950-0911 新潟県新潟市中央区笹口1丁目1番地 プラーカ1・2階)
オンライン参加:ClusterおよびZoom(お申し込み後、当日までに詳細をお知らせいたします)
申し込み方法:Google Formsよりお申し込みください。

趣旨:近年、民具資料や考古資料など、地域資料の3Dデータ生成および公開・利活用の動きが加速している。収蔵・展示環境の物理的制約への対応や、地理的な制限を超えたインタラクティブかつインクルーシブなデジタル展示の実現など、地域資料の3Dデータに対する社会的な期待は大きい。しかしその一方で、地域資料を取り巻く厳しい現状を超えて、3Dデータの効果的・持続的な活用を実現するためには、組織や分野を超えて取り組むべき課題が多く残されている。本イベントでは、メタバースサービス「Cluster」を用いたVR展示の実験公開を通して、地域資料3Dデータの活用の可能性と課題を検討し、参加者とともに将来に向けた議論を行う。

報告者:堀井洋(合同会社AMANE)、榎本千賀子(新潟大学人文学部)
VR展示制作:合同会社AMANE

主催:新潟大学人文社会科学系附置地域映像アーカイブ研究センター企画展示実行委員会、合同会社AMANE
お問い合わせ: 榎本千賀子(enomoto※human.niigata-u.ac.jp ※をアットマークに変えてご連絡ください)
本イベントの一部は、文部科学省「AI等の活用を推進する研究データエコシステム構築事業」の支援を受けて行われます。

主催・共催・後援

  • 主催:新潟大学人文社会科学系附置地域映像アーカイブ研究センター企画展示実行委員会
  • 共催:新潟大学人文学部
  • 後援:新潟市

問い合わせ

  • E-mail:cria※human.niigata-u.ac.jp(※を@に変えて送信してください)
  • 電話:025-262-6289

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